2015年に購入したミキサーを製作する会社訪問。
ちょうど、ステンレス棒を曲げていく工程を見ることが出来ました。
毎日使用するミキサーですが、どんな違いがあるのかを製作する工場で説明を受けました。
連続ミキサー、最新のミキサーなどの製造工程も拝見しました。
一番、感心したのがミキサーのフックと呼ばれる螺旋状のもの。
この工程がすごかった。曲げ、隙間の作り方。どの工程でも手を抜かない職人技です。
この一本の長いステンレス棒を加熱しながら曲げていく工程を拝見。
最終的にはこのような部品になります。
先ほどの長い棒状のものをガスバーナーで加熱し、型に沿って人力で曲げていきます。
型通りに曲げてから隙間を等間隔にします。
やすりとハンマーで叩きながら修正していきます。ここにこのミキサーの凄さがあります。フックというこの螺旋状のものが生地を混ぜて、捏ねていきます。が、日本製は隙間が大きく指一本入る部分が多いです。これが生地作りのスピードと正確さにつながっている機械になります。この螺旋状のものは1日に何本も修正できないそうです。
贅沢に㈱味輝ではミキサーを2台所有。先代の時に購入したものが20年以上前。2015年12月に導入したもう一台。
この2台を作ったよと言ってくれる方と記念撮影。この方の螺旋状のもので日々、生産されています。